南イタリアのカラブリア州にはNduja(ンドゥイヤ)という変わった特産品があります。
これは唐辛子を練り込んで燻製をかけ熟成させた伝統的なサラミで、脂身を多く使用していてペーストのように柔らかい特徴から塗るサラミとも呼ばれています。
日本ではまだまだ知られていませんが、唐辛子の辛さと熟成した肉の旨味がクセになるイタリア人シェフ達にも人気の高い食材の一つなんです。
日本だとなかなか目にする機会はないですよね。そこで今日は手軽に手に入る材料を使って簡単に作れる『自家製ンドゥイヤ風ペースト』のレシピをご紹介します。
簡単なのに本物に引けをとらない美味しさです。
このペーストを使ったパスタも紹介していますので、合わせてご覧ください。
材料【自家製ンドゥイヤ風ペースト】
- ロースハム 100g
- 豆板醤(トウバンジャン) 30g(やや辛さ控えめです。量はお好みで)
- オリーブオイル 30g
- パプリカパウダー 2g
作り方
食べ方
スライスしてトーストしたパンに塗るだけで、お酒にぴったりのおつまみに。
バターも加えるとよりグッドです!
軽く煮詰めたカットトマト(缶詰でも生でもOK)に加えれば、パスタやお肉のソースにも使えます。
生野菜をディップするだけでも野菜の甘みが引き立ってとてもおすすめです。
まとめ
ンドゥイヤ自体は日本でも買うことができますが、流通は多くなく非常に高価な食材です。美味しいんですけどね。
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1瓶で3000円程!なので手作りすると断然安いです(500円でお釣りがきます)
このお手軽レシピではパプリカパウダーが無くても十分美味しいですが、入れるとより本物のンドゥイヤに近い味わいになります。
辛さはトウバンジャンの量で調節できます。あまり多量に入れるとしょっぱくなるので、辛いのが好きなら一味唐辛子やカイエンヌペッパーを加えると良いでしょう。
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辛いもの好きなかたは一度お試しあれ
【参考動画】発祥であるカラブリア州スピリンガ村のンドゥイヤ作り
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